池邦日和

匠の技

2011/12/08(木) 未分類
松原市三宅のA様邸の和室の内法材の仕込が始まりました。
ここの和室は桧の無垢材を使用している為、
材木屋さんから材料を納品して大工が各使用場所に合わせて
溝を掘ったり、角の面を取ったりして最後は手カンナ掛けをして
取付けていきます。
写真では解りにくいかもしれませんが、手カンナを掛けて仕上がった
内法材を太陽の光のあたるほうから観て、水をうったようにピカッと
光るぐらいに仕上げないといけないそうです。
昔は親方にハエがとまれるぐらいでは半人前で、
滑ってとまれない位に仕上げれるようにならないと
いけないといわれたそうです。
実物を観ると表面がすごく光ってみえ、
触るとしっとりした感じでした。
これぞ「匠の技」ですよね。

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