池邦日和

裏話とちょっと宣伝

2013/02/23(土) 未分類
今日、大阪府枚方市で「FPの家」で新築されているM様邸の
中間時の気密測定試験をしました。
この中間時の試験はあくまでも任意の試験で
現場作業でのちょっとしたテープの貼り忘れとか、完成時の
気密測定試験のC値の予測とかができるのでしている試験です。
いつもは、現場監督と大工ぐらいの立会で試験をしているのですが、
今回はお施主様のお父様、FPコーポレーション大阪支店の支店長、
FPグループ会員様、弊社社長の
そうそうたるメンバーが立会すると会社より連絡がありました。
自信がないわけではないですが、とんでもない忘れがあるとカッコ悪いので、
気密測定士の方と打ち合わせをして事前に気密測定をしてもらうように頼んでいました。
機械なのでデータの改ざんとか偽装はできませんので。
上の写真が事前に内緒でした数値です。下が本番です。
その測定結果で計算するとC値=32÷189.79
C値=0.169という結果でしたのでほっとしました。
今までの経験上、0.2~0.3ぐらいであれば嬉しいのになー
でも0.3から0.4ぐらいかなーと思っていたので
思ってた以上な数値でいい意味でちょっとびっくりしました。
皆さんがこられた時は自信を持って立会できました。
そらそうですよね、先にしてるのですから...
本番の中間時気密測定結果はC値=0.18でした。

高気密高断熱住宅ですから、いくら断熱材を分厚く性能のいいものにしても
隙間から空気が流通していたら意味がないですよー。
例えば、関西地区の4地域でいうとC値=5以下であれば私の家は
高気密住宅と言っていいと国が定めた基準です。
C値=5以下ってどれくらいか解りますでしょうか?
今回のM様邸を例に挙げるとC値5=X÷189.79
すなわち、X=189.79×5になり、
X=948.95cm2
家全体の隙間が948.95cm2でどれぐらいの大きさになるかといえば、
約30.8センチ角の穴が常に空いていて
空気が出たり入ったりしている状態ですよ。
せっかくお金をかけて温めたり、冷やしたりしているのにそれをその穴から
投げてほかしているのですよ。
それでも、C値=5以下であれば高気密住宅という分類の中に入る
住宅になると国が決めたんです。
今回は、M様邸を例に挙げさせていただきましたが
6センチ角しか穴があいていない「FPの家」の住宅と
30.8センチ角の穴があいている高気密な住宅と
同じ高気密住宅なんです。国が決めてるんですから。
おかしいでしょ。
財布に穴があいていてそこからお金が落ちる量の違いを
想像してもらえばわかりやすいかと思います。
その家が存在するあいだ、すなわちほぼ一生ほかし続けるのですよー。
カタログに記載している試験値なんてあてにならないですよ。
作業する人によってすごく差が出る作業ですから。
試験値なんて一番いい状態の数値ですから...
すいません。ちょっと「FPの家」の宣伝のような、
愚痴のような事を長々と申し訳ありませんでした。
もっと言いたいのですがこれぐらいにしときます。



☆☆☆ 大阪で高気密高断熱の「FPの家」
パナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャー」で家を建てるなら
㈱池田邦工務店 ☆☆☆
建築チームの加藤でした。

記事一覧|2013年02月

1ページ (全3ページ中)

ページトップへ