池邦日和

記憶

2009/02/14(土) 未分類
今日は自社のホームページのトップページを飾っている
OB様のF様のお宅に工事の打合せに訪問してきました。
この建物は大阪市の関目にあり、なんと地下にご主人の趣味の部屋の
ホームシアタールームがあります。
その出入口の防音ドアに鍵が付けれないかと先日、この建物を設計した
㈲シンプレックス一級建築士事務所の山崎所長より連絡があり、今回訪問して
お客様にご説明にあがりました。
地下室の中で、夜中に大音響で映画を観たり音楽を聴いたり、友達をよんで騒いだりしても
外に音が漏れないようにとのご主人の要望で設計されたとの事でした。
中にはビリヤード台もあります。
当然入口は防音ドアで、なんとそれも2重になっており、いわゆる完全な
防音仕様の部屋になっています。
この建物が完成し1ヶ月ぐらいして設計の先生と訪問した時に、
F様ご主人が毎日のように映画を観たり、友達をよんで騒いだりと
楽しくて寝る間もないぐらいで、このままいくと過労死しそうと
にこにこ顔でお話されていたのを今でも鮮明に記憶に残っています。
こんな趣味のある方には夢のような部屋ですもんね。
実はこの地下室の工事はかなり苦労したんです。
でも、お客様が楽しくて過労死しそうなんて喜んでもらえたというだけで
これ以上のお褒めの言葉はないと思います。
物を造る人間としてはみんな同じだと思いますが、
それだけで言葉に表せないような満足感、達成感を得られるんだと
F様のお顔を見て、そのときの事を思い出しました。

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