池邦日和

大国まつり

2011/01/10(月) 未分類
実家の氏神様のご縁で大阪市浪速区の大国主神社で
巫女のお手伝いをしました。
こちらも今宮戎同様、1月9日~11日まで大国まつりが行われます。
初めてなのに若い巫女さんからは「ベテランみたいです~、堂に入てる~」と言われ、何もできないのに態度だけはでかく見える…年をとるというのはこういうことかと思いました。
最初の難関は挨拶の仕方で「いらっしゃいませ」や
「こんにちは」は「よう、お参りです」
「ありがとうございます」「さようなら」は「よう、お参りでした」 と言います。
頂く金額の提示も「~円お納め下さい」です。
すぐに普段使っている言葉が出ます。
第2関門は笹に縁起物をつけて精算することです。
重いものは笹の下のほうにつけ、見栄えよく、バランスよくつけていかなくてはいけませんし、落とすなんて言語道断です。

笹のスタイルにもそれぞれお好みがあり、「小振りの」とか、「葉が青々してるの」とか「笹の葉の隙間がまんべんなくあるの」とか多様なニーズに応じなくてはなりません。
縁起物を笹につけながら金額の計算をし、ご入用なら領収書も記入し、縁起物のうんちくも話しと、脳と手先フル回転です。
あっという間に時間が過ぎ、慣れない足袋で指先の感覚はなくなっていました。

『神様あるある』をひとつ…
戎さんと大国さんは親子だとご存知ですか?
親が大国さんで、その息子がえべっさんといわれています。
今宮戎の縁起物と大国さんの縁起物を同じ笹につけてもけんかなどいたしません!
どちらもお参りすれば、商売繁盛まちがいなしではないでしょうか♪


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