池邦日和

やめる勇気

2016/06/16(木) 未分類
こんにちは、加藤です。
今日は某マンション新築工事の7階の梁の鉄筋の溶接工事の日です。
あいにく、天気は下り坂で予報では12時ぐらいから雨が降る予報になっています。
雨が遅れれば何とか溶接作業ができます。
しかし、朝7時ぐらいから雨が降り始め8時半になってもやむ気配がなく
朝礼後、鉄筋工と溶接工の職長さんとどうしようか打ち合わせをして、
やるか、やめるか決断を僕がしなくてはいけません。
中止にすれば簡単なんですが、そんな簡単なものではなく予定が変わるので
予定していた他の全て工事の日程の調整が必要になってきます。
例えば、全てが1日スライドすれば問題ないのですが、
スライドしなくてもいい工事もあったり、搬入のトラックの手配の変更等
凄い労力が必要になっています。
なぜかというとこれぐらいの工事の場合は大体40日ぐらい先の工事の予定を
組んで協力業者さんも僕たちも含めて段取りしているので
それはそれは変更するのは大変な作業なんです。
出来た時が完成だったら何の問題もないのですが、最後は決まっているのですから。
そこでどうするのかといえば、毎日努力して工事を早く出来るところは
早くして当初の予定より実際の工事が一日でも早くなるように努力して
工程の貯金をするのです。
この工程の貯金をすれば何に役に立つかといえば、まず第一に気持ちの余裕ができます。
それで、こういった雨とかでどうしようかといった時に強引に作業をしなくても
よくなります。
ですので、今回はむりせんとやめとこうという事で今日の溶接作業は中止にしました。
この現場で初めて予定をずらしました。
まあ、無理しなくても一日ぐらいどうにかなるわですわ。
さあ、いまから工程表を書き直しながら、工程の調整をしていきます。
でも、やめる勇気も大事ですよね。



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建築チームの加藤でした。

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