池邦日和

「検査の話」

2016/08/04(木) 未分類
こんにちは、加藤です。
今日は、某マンション新築工事の現場で、
タイル貼下地面と吹付塗装下地モルタルの、接着強度がどれだけあるか
確認するために、下地の引張り試験をしました。
この夏の気温の高い時期は、強度が出にくい時期です。
なぜかというとセメントの成分は石灰ですので、
通常は水で石灰が化学反応を起こして硬くなるのですが、
気温が高いために、化学反応を起こす前に乾いてしまうので
見た目は同じですが硬くなっていない状態になりやすくなります。
かっこよく専門用語でいうと、「ドライアウト」になっているといいます。
英語でいうとカッコいいですが、日本語に訳すと「乾いてアカン」です。
今日は、10ヶ所をランダムに検査しました。
結果はすぐに出ますが、記録として報告書を作成して
最後に事業主さんに提出します。
今日は下地の検査で、タイルを張ってからまたタイルの引張り試験をします。




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建築チームの加藤でした。

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