社長ダイアリー
研修旅行
2009/11/04(水)
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今日明日と1泊二日の研修旅行に岐阜に行ってきました。 まず最初に郡上八幡に初めて行きました。今は、東海北陸道が出来た為に随分と早くなったと言っておられました。テレビコマーシャル等で名水の町と言うのは知っていました。 写真は、名水百選の第1号に指定された「宗祇水」です。 湧き水で層が区切られていて、上から飲料水、米等洗い場、野菜等洗い場、最後にさらし場 (桶等をつけておく場所)の順番になっています。水を大事にし有効利用していたのが良く解ります。 続いて、下呂温泉合掌村に行きました。白川郷などから移築した10棟の合掌作りの民家があります。なかでも、国指定重要有形民俗文化財に指定されている旧大戸家住宅は内部も見学できます。176年前に建てられた間口21m奥行き12.3m高さ13mと大変大きな萱葺き住宅です。昔は、このような家に数十人が暮らしていたと書いてありました。 2階が養蚕場になっていて大勢の人でが必要だったのでしょう。その2階に上がると構造が良く解ります。特に梁は、下端を尖らせて桁のほぞに挿してあるだけでした。説明を聞くと、これは雪による垂直荷重に強いと言う事でした。また、釘やカスガイなどを使わずに組んでいました。ところどころ筋交いを入れ横風などの水平力にも耐えるようになっていました。昔の人は、経験などで豪雪や風の対策をしていたのですね。 最後に、案内の人にこれだけの家では寒いでしょうねと尋ねると、「いやいや鉄筋の家のほうが寒いですよ。やはり木の家は暖かいです。」とおっしゃっていました。 *地震に強い家を提案する池田邦工務店* |